清水の舞台からパパを落とす


この土日、長期出張から、帰ってきたばかりのパパがあっちこっちの花屋さんに連れて行ってくれた。ず〜っと遠くのジョイフルやもっと遠くの蘭屋さん。
なかなか可愛くてお手ごろな胡蝶蘭に出会えない。可愛いものやお手ごろなものは、いぱ〜あいあるのに。可愛いものには、手が届かない。手が届くものは、そそられないし。
かと言って、この2日間を無駄にもしたくない。だったら、昨日見た近くのホームセンターの花しかないかな。それは今までに見たことが無い綺麗な花だった。心に残った。だけど、¥5,000
迷いに迷ったけど、doketiには買えなかった。それで、駐車場の車で待っててくれたパパに、
「やっぱり、お誕生日でも何の記念日でもないので買えなかった。でも、パパが買ってくれるって言うんじゃ仕方ないから、車で待ってるね。」
って、言ってみた。清水の舞台から自分では飛び降りることが出来なくて、パパを落としてみた。でも、パパには全然、清水の舞台ではなかったみたいだけど。
花を抱えた帰りの車の中で、お金を使う事に感じる罪悪感を消化し切れないでいることを話すと、不思議なものを見るようにニコニコ笑っているパパでした。