生徒会デビュー!

えっ、香夏子が。そっかあ、生徒会の役員とかもいとわず出来るようになったのかぁ。偉いぞ、香夏子。
このところ、体調を崩していた樹、昨日もまた、終電で違う駅に行っちゃった。私も夕飯を作れないほど、調子悪かったので、イツキ回収も負のオーラを出しながらの無言の作業になってしまった。
パパがいなくって何がたいへんって、毎朝の樹起こし。どうやっても、テコでも起きない樹。香夏子にも手伝ってもらい、波状攻撃を掛けるが効き目なし。
本人が目覚めないまま、食べさせて、着替えをさせて駅に置いてくる。今週は、毎日、「学校を休む。」と言い張る樹を駅に置いてきた。そのあと、私はひたすら、自己嫌悪と心配。
あんなに、具合の悪い子を学校に行かせて。あの子は、どうしただろう。どうしてるだろう。事故に遭ってないだろうか。私を憎んでいるだろうか。
就寝まえ、そんな気持ちを少し樹に話してみた。
私「無理に、学校に追い出してゴメンね。そのあと、帰ってくるまで心配しているんだよ。」
樹「感謝してるよ。言わないと分かんないと思うけど、感謝してる。」
ええええ〜っ!不意に意外な事言わないでよぉ。泣けてくるじゃん。