不便を楽しむ

今年のインフルエンザは、凄いスタートダッシュを切っているらしい。家族に受験生がいるのでそんなニュースにもピリピリしてしまう。
樹は、たいてい具合が悪いので、予防接種のタイミングが難しい。今日だ、今日を逃しては次のチャンスは無い。と言うことで家族みんなで、注射に行ってきた。車が無いので家族で散歩。
遠いと思っていた1,5kmの道のりも紅い落ち葉を拾いながら、あっという間だった。思いがけず家族とこんな時間が持てて、しみじみ、不便もいいもんだなぁと思った。帰りの散歩でケーキ屋さんに寄ったりして楽しかった。
職場には自転車出勤した。帰りがけに雨に降られて途方に暮れたけど、一緒に来ていた香夏子とゴミ袋でカッパを作って俄然元気が出た。ゴミ袋に頭を出す穴を開けすっぽりかぶり、頭には三角に折ったゴミ袋をしばって。夜8時、誰にも会いませんようにと願い帰宅の途についた。
なんかウキウキしながら、ペダルを踏む母娘。「お母さん、香夏が反抗期でなくて良かったね。」と香夏子が笑った。